ア!安全快適街づくりとは

NPO法人「ア!安全・快適街づくり」は、2002年に設立された特定非営利活動法人です。東京東部の荒川と江戸川に挟まれた広域ゼロメートル市街地を水害から守り、「安全で、水と緑とやすらぎのある東京一番の街(Bank Town)」の実現を目指して活動しています。

私たちが目指すもの

この地域は、荒川と江戸川の間に位置する水に囲まれた低地帯という特性を持っています。私たちは、この地域を単に水害から守るだけでなく、「浸水」と「親水」、すなわち「しんすい」をキーワードに、水の脅威と恵みの両面と向き合いながら、地域が豊かに発展することを願っています。

水のもつ脅威は様々な災害から教訓を得る一方で、水の豊かさの発見や共生もあります。暮らしを豊かにする素晴らしい資源として水を捉え直し、「水害リスクと賢く共生する親水都市」を目指しています。浸水対応型市街地の研究では、人命の安全を確保できる街の形成を長期的戦略として検討しています。

「防災"も"まちづくり」という理念

私たちの活動の核心は、「防災"も"まちづくり」という考え方にあります。これは、防災"だけ"のまちづくりではなく、防災"も"含めた総合的な視点で取り組むまちづくりを意味します。

災害と向き合いつつも、日常の暮らしの豊かさ、人と人との関係性の豊かさを創造しなくては、将来性のあるまちづくりはできません。地域が「安全で、水と緑とやすらぎのある東京一番の街」となっていくには、次のような総合性が求められます:

  • 豊かな暮らし
  • 親水まちづくり
  • 高齢社会対応
  • 防災

これらを掛け合わせた多面的なアプローチが必要なのです。

私たちの活動の特徴

NPO法人として、次のような特徴を持って活動しています:

総合性

地域の課題を個別に捉えるのではなく、防災、環境、福祉、教育など複数の課題を合わせて総合的に取り組んでいます。

内発性

行政や外部からの押し付けではなく、自分たちで必要と思うから取り組むという、地域の内側から湧き上がる主体性を大切にしています。

自立発展性

一度限りの活動ではなく、取り組みの内容が膨らみ、継続的に発展していく仕組みを目指しています。

多様性

立場やキャラクター、参加組織、活動内容が多種多様となることで、幅広い視点と力を結集しています。

市民先行・行政後追い

市民の先行的な取り組みを行政がサポートする関係性を築いています。市民の積極的な活動があっても、行政の支援がなければ地域はよくならないという認識のもと、両者の協働を重視しています。

世代を超えた持続性

NPOア!は、世代を超えた持続性の創出も大切にしています。保育園での講演、小学校への出前授業、中学校部活支援など、地域の担い手を育む環境づくりに力を入れています。

小さな子どもたちがいずれ高校生や大学生、社会人になり、町会やNPO、専門家や研究者として地域に戻ってくる循環を構築することが、「防災"も"まちづくり」の重要な一環です。次世代が育ち、活動が継承されることで、「安全で、水と緑とやすらぎのある東京一番の街」は世界でもまれに見る素晴らしいまちになっていくことでしょう。

輪中会議というプラットフォーム

この地域では「輪中会議」という定期的な話し合いの場があることで、相互の触発、経験や情報の共有が生まれ、緩やかな連携ができています。輪中会議をペースキャンプやプラットフォームのようにして、さらなる多様な取り組みが始まり、新たな連携も生まれています。このまれにみる良い循環が、地域の力となっています。

私たちの事業内容

『事業の種類』も第5条で表現しています。第3条の目的を達成するため、特定非営利活動に係る事業として、次の事業を行うとして7項目をあげています。

  1. 「防災もまちづくり」に関する資料収集及び行政が行う広報活動の支援
  2. Bank Town建設手法の検討
  3. Bank Townに関する情報の収集及び地域住民への提供
  4. 上記に対する住民の意見集約
  5. Bank Townの建設手法の提言
  6. Bank Town建設事業の建設促進等の要望
  7. 事業の専門的事項に関する研究及び講習、勉強会の開催

これらの事業を通じて、地域住民、行政、専門家が協働し、防災に関する手法の研究、提言、啓発、支援、指導を行っています。

一緒に活動しませんか

私たちNPO法人「ア!安全・快適街づくり」は、地域の皆様とともに、安全で快適な街を次世代へつないでいくために活動しています。ご興味をお持ちの方、一緒に活動したいと思われた方は、ぜひご連絡ください。